バイオハザードリベレーションズはストーリーもクリア後も面白いからおすすめだよ!

2017/07/15

BIOHAZARD REVELATIONS ゲーム ゲームのレビュー


steam版「バイオハザード リベレーションズ アンベールドエディション」キャンペーン(ストーリーの方)をクリアしたので評価レビューを書いてみようと思います。



どんなゲームなの?


原点回帰がどうのとか書かれていましたので、


バイオハザード1~コードベロニカ


のような形式かとゲームをする前は思っていましたが違ってました。


バイオハザード4から続くタイプのTPSです。


(今流行りのw)キャラ背後にカメラがあって、主に銃などの武器で敵を倒していくゲームですね。

バイオハザードリベレーションズ 敵との戦い
こんな感じのTPS

ゲームのモードは「キャンペーン(ストーリー)」「レイドモード」という2つのゲームモードが遊べます。

キャンペーン


ストーリーを遊ぶ本編です。

今回のバイオハザード リベレーションズは地中海に浮かぶ豪華客船クイーン・ゼノビアが舞台の物語です。

バイオハザードリベレーションズ タイタニックみたいな豪華な客船
どれくらい豪華かというとこれくらい。タイタニックみたいですねw

主人公は主にB.S.A.Aと呼ばれる組織(管理人はブッサーと呼んでますw)に所属しているジルです。

バイオハザード5でウェスカーにショッカー並みのものすごい改造手術をされたはずなのですが、怪物的な力もなく普通の人間としてピンピン動いていますねw。
(と思ったらリベレーションズのストーリーは基本的に4と5の間の話みたいです)


クリスが船での調査途中で謎の失踪をしてしまうので、それをジル達が調査しに行くというのがストーリーの本筋です。

舞台の船は無人の豪華客船(とはいえ怪物とかちょこっと調査関係者はいたりする)で、この船内での話がストーリーの中心なのですが、時々雪山に行ったりどこぞの基地施設に行ったりもしますw。
(過去の話とか別の場所で起こった話などが途中で入ってきたりし、その際はジル以外のキャラを操作します)


レイドモード


これは敵を倒しながらゴールを目指していくモードで、キャンペーン(ストーリーモード)をある程度クリアすると徐々に遊べる面が増えていくシステムです。

以前のバイオハザードであったマーセナリーズに変わるおまけゲームですね。


が、こちらはマーセナリーズとは違って点数を稼いだりクリアする早さを競ったりするのではなく、ステージがいくつも用意されている面クリア型なゲームになっています。

そのステージも全部同じ難易度ではなくステージ番号が上がるにつれて敵の強さレベルが上がっていくものです。

成長要素がありますので、そのままでは高レベルのステージがクリアできなくとも、使用キャラの武器をレベルアップさせていけば、クリアできなかったステージも徐々にクリアできるようになるといった作りになっています。


キャンペーンとは違って、敵には体力やレベル、スキル属性を表すアイコン(特別動きが早いものだったり、防御力が高かったりといろいろある)が表示されます。
(一番上の画像もレイドモードです。よく見ると敵の体力バーの上に「3」とありますが、それが敵のレベルであり、その左下のアイコンがスキル属性です。上の画像の場合は体が大きくて最大HPと攻撃力が非常に高いが、動きがやや遅いスキルを表しています)

これがあることにより、対処するためのいろんな戦術を考えることができて、それも楽しい要素になっています。

で、面白いの?


はっきり言って面白いです。


リベレーションズのストーリーはクリスの失踪から始まるので、いつものバイオハザード以上に終始ミステリー調で、最後の方には「な、なんだってーー」という感じにさせてくれますw。

敵に関しても人間くらいの大きさだけではなく、どでかいのもちゃんと出てきますので派手な戦闘を楽しむことができます。

それにうまくやらないと弾切れでまずいことになったりもしますので、ただ突撃するのではなく戦略を考えて進むという楽しさもあります。


主な舞台は豪華客船の中ですが、ストーリーの途中では過去の話になったり別の拠点の話になったりといろんな場所にも行けますし、いろんなキャラも使えます。

「船だけだと滅入っちゃうかなー」と思ってましたが、いろんなところでいろんなキャラになって戦う場面が途中に差し込まれるので、それが船内一辺倒のストーリーを気分転換させてくれて良かったですね。


バイオハザードシリーズ恒例のB.O.Wとしてはハンターが出てきます。

バイオハザードリベレーションズ ハンター
船にも出てくるハンターさん

しかも結構出てきます。
嫌になるくらいにねw。
あい変わらず動きが素早くて弾を当てにくいです。

バイオハザード4と5ではあまりお見かけしなかったので、なんか懐かしい気分になれてGOODでした!


ただ、このリベレーションズはゾンビが出てこないのがなー。
ゾンビ倒したかったなー。

なんか寂しい・・・w。

バイオハザードリベレーションズ ゾンビポジションの敵
リベレーションズのゾンビポジションはこの方です
それになにより、


レイドモードが楽しい!



リベレーションズの「レイドモード」はステージをクリアしていくおまけモードなのですが、おまけと言っても


「こっちの方が本編なんじゃないの?」


ってくらい長時間遊べますし、楽しいです。


少し上でも書きましたが、このレイドモードはバイオハザード5まであった(6にもあります)マーセナリーズとは違います。

マーセナリーズ「制限時間が来るまで敵を何体倒せるか」というようなゲームでしたが、こちらのレイドモードはゴールを目指して進んでいく面クリアタイプです。
(ゴールの目標は「何々を倒せ」「どこどこに行け」など数種類あります)


「どうせおまけモードなんでしょ? すぐ終わって飽きそうじゃん」


とお思いのあなた!

管理人も最初はそう思って全くやってませんでしたが、少しやってみるとこの楽しさが分かってきました。

このレイドモードではキャラを成長させていけることに気がついたのです。
そうです、レベルアップできるのです。

敵を倒したり、ゴールしたことで得られるポイントで今より強い武器を買ったり、武器に付けて強くするパーツアイテムを集めたり、持てる弾丸やサブウェポンを増やしたり、アーマーで防御力を上げたりといろいろできるのです。

バイオハザードリベレーションズ 武器にパーツを付ける
武器にパーツを付けて強化

バイオハザードリベレーションズ レイドモードで持っていく武器は3つ
持っていく武器は3つまで

これによってレベルが低くて倒せなかった敵もレベルを上げてかろうじて倒せるようになったり、いつの間にか以前の強敵を軽々と倒せるようになったりと、RPGやシミュレーションなどのように成長させる楽しみがあるのです。

管理人はキャンペーンと合わせて50時間程やってますがまだ飽きずにいます。


というか

「これ本当に終わるのか?」

ってくらいに残りのステージがまだいっぱいありますw。

DARKDEEPABYSSと難易度が分かれていてそれぞれ20ステージ、+集大成のゴーストシップを合わせた全61ステージあるのですが、管理人はまだDARKで手こずっている状況です)

バイオハザードリベレーションズ レイドモードのステージ
DARKをクリアしていないのでDEEPがまだできないの図

レイドモード、これはいいですよ。
一回飽きてやめても、一年後位にまたやりたくなったりするので長く遊べるw。


後、やってて思うのは


豪華客船に乗りたくなる!



船に乗ってこのリベレーションズの雰囲気を生で味わいたくなりますね。
怪物達には会いたくないですけどw。
ストーリー中これだけ暗い船内ばかり出てくると、船の明るいところを見てみたくなります。
(明るいホールもあるにはあるけど圧倒的に暗いとこの方が多い!)


あー、船に乗ってリベレーションズ気分になりたいなー。
3DSなら船の中でもこのゲームができますしね。

といっても管理人はsteam(パソコン)しか持ってない・・・。

あ!ノートパソコンがあるか。
でも重いしなー。 



ホラーとしてはどうなの? 怖いの?


怖いです、怖いです。

まず最初のスタート画面から怖いです。
何の目玉か分からないのが小さなガラス越しにぎょろぎょろ見てきます。

バイオハザードリベレーションズ オープニング画面
ストーリーをクリアした今でもこれが何の目かはわからないw

管理人は暗い船内がずっと続くので途中でもう、

「先に進みたくないー、やめる!」

というくらいの気持ちになりました。

やはり暗い閉鎖空間というのは怖いですねえ。
バイオハザード4も5も6も結構広い空間や外で戦うことが多かった分、リベレーションズの方が断然怖いと思いますね)

同じ閉鎖空間でもバイオハザード初代の洋館の方がまだましな気がします。
あっちはまだ明かりがところどころにあって明るい方です。
広い玄関ホールによく立ち寄りますし、外に逃げ出せる安心感もまだあります。
(実際にそれをやるとゾンビ犬にやられそうですがw)

リベレーションズの電気が少ない船は海の真ん中なので「外に逃げ出せる」という感じがない分バイオハザード初代の洋館より怖いです。
これはもう夜の閉鎖病院並ですよ。
(管理人は初代サイレントヒルの病院も行きたくなくて途中で数週間中断しました)

バイオハザードリベレーションズ 暗くて怖い
この先に行かなきゃならない

バイオハザードリベレーションズ 暗くて怖い通路
うわー、行きたくないー
バイオハザードリベレーションズ 窓に血が
なんかえらい血が付いてるんですけど

ストーリーを進めていると、船の中ほどにすごく明るい所もでてくるので、(上のタイタニックにでてくる階段みたいな画像参照)


「あー、良かったー」


と安心していたら、またすぐに暗くて狭い場所に行かされたり、更には暗い水中に行かされたりとやっぱり終始暗くて怖いです!


しかも敵がいつもより強い(気がする)!


少なくともバイオハザード1~ベロニカに出てくるゾンビよりかは遥かに強いです。
しかもゾンビより怖い顔してますw。

バイオハザードリベレーションズ プロムナードの敵
こんな怖い方々がぞろぞろ出てきます

強いのでいつもより倒すための弾が多く必要となってきます。


なのであの一番恐ろしい、


「弾が足りなくて詰む恐怖」

がやってきます!!


これは恐ろしいですよ。

「い・・・、一体どこまで遡って何時間ロスするんだ」

という絶望感はどんな怪物や暗いところより恐ろしいものですからね。


管理人はノーマルでやってこれですから、ハードでやればもっとこの恐怖が味わえるのでしょうね。

とにかくいろんな意味で怖いですw

総合評価はどうなの?


「バイオハザード リベレーションズ」

管理人の評価は、


9/10点です!!


これは買いですね。
バイオハザード4以降の形式が嫌いでない人であれば全員におすすめできます。

ただ4や5や6よりも怖いですw。


バイオハザード4、5、6は暗くて狭い部屋だけでなく広い外も結構でてきて、

「怪物は出てくるが、ホラー耐性のあまりない方でも安心してできるTPS」

という感じが見られましたが、このリベレーションズはそういったホラー耐性のあまりない方には少々厳しいものがあり、(初代サイレントヒルレベルの怖さはありますからね。ちなみにサイレントヒルは怖すぎて初代以降はやってません)覚悟を決めて前に進む必要がありますw。


あとはやはりレイドモードですね。

マーセナリーズではひたすら無限に沸いてくる敵を倒して高得点を得るだけだったので比較的すぐに飽きましたが、レイドモードは成長性がありますので、

「もっと強くなってもっと易々と今の敵を倒したい」

という気持ちが知らず知らずの内に出てきて、ちょくちょくやってしまいます。


バイオハザード リベレーションズはストーリーが終わってからも遊べるところが管理人は気に入ってます。

いや、もしかしたらストーリーが終わってから始まるのかもしれません。


レイドモードという世界がねw!


もうしばらくリベレーションズとは付き合うことになりそうです。


バイオハザード リベレーションズ2のレビューもありますので、良かったら読んでみてください。
レビュー:[バイオ リベレーションズ2 ] も面白いよ! 100時間プレイ後の評価&レビュー

BIOHAZARD REVELATIONSはPS4 PS3 3DS switch で出ています。
今買うのであればUE版(アンベールドエディション)を買いましょう。
switch版には1と2が一緒になったリベレーションズ コレクションというのもあるようです。
が、ソフトは1のみで2はダウンロードコードが入っている形式みたいです。


この記事で使った画像の出展はカプコンのBIOHAZARD REVELATIONSからであり、法律上の引用を使って掲載しています。

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