【ハイオク】 レギュラーとの違いと普通車に入れた時のメリットや燃費について

2017/07/05

生活の豆知識


車に入れるガソリンにはレギュラーハイオクがありますが(軽油で走るトラックなど他にも種類はありますね)、スポーツカーでもなんでもないレギュラー車ハイオクを入れても良いのでしょうか?



ハイオクの簡単な特徴とレギュラーとの違い



ガソリンで動く車はエンジンの中で燃料と空気が混ざった混合気にし、それを圧縮し爆発させて動力にしています。

燃料となるガソリンですが、どちらも石油から作られており、違いとしてはレギュラーよりハイオクの方が自己着火しにくいという特徴を持っています。
なのでハイオクはレギュラーよりも高圧縮して爆発させることができますので、より高いパワーが出せるです。

こういった訳でスポーツカーなどの排気量がでかい車に適しているといわれています。

結論から言えば普通の車にハイオクを入れても構わない


レギュラー車といわれる車には普通であればレギュラーを入れるのですが、ハイオクを入れたらどうなるのでしょうか?
壊れてしまうのでしょうか?
入れても動かないのでしょうか?

結論から言えば、問題ないようです




ただし、普通な車がスポーツカーになるわけではない


「ハイオクが入るのならすごいパワーが出て、
自分の軽自動車もスポーツカー並みな走りになるんじゃないの? やったあ!!」

と思う方もいるでしょうが、そうではないようです。
どうやら普通のレギュラー車にハイオクを入れたからといって大きな効果が出る訳ではないようです。

特に加速が上がったり燃費が上がったりすることもなく、カタログに書いてあるスペック以上の性能は残念ながら でないようなので、そういった目的では使う意味はありませんね。


でもエンジンを洗浄する作用はある!


「じゃあ値段が高いだけで何の意味もないのかあ」

と思ったあなた、意味は少しあるようですよ。


ハイオクを入れるとエンジン内が洗浄されます。



これはレギュラー車でも効果はあります。

エンジンの内部を洗浄するということは、中の汚れを減らしていって燃焼効率が良くなる効果が期待できるということです。

「ならパワーも燃費が上がるじゃん!!」

という声も上がりそうですがそうではありません。

当然ながら車を使用すれば、その分経年劣化したり汚れていったりします。
あくまでハイオクはエンジン内部の洗浄なので、その汚れによって下がった性能を本来のスペックに戻すだけなのです。
そこは間違えないようにしましょう。


たまにはハイオクを入れてみよう


普通のレギュラー車にハイオクを入れると、エンジンが洗浄されるというメリットがあると分かりました。

「以前より自分の車って燃費下がってない?」

と思われる方は、経年劣化なので仕方ないと諦める前に数回ハイオクを入れてみたりしてはどうでしょうか?

にエンジンがきれいになれば燃費が以前より良くなる可能性はありますよ。



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